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issue: 156
title: 人事のAI原則
date: 2019-10
pages: 60
source: raw/w_156.txt
tags: [人事AI, AI原則, AI倫理, バーチャル・スラム, XAI, ピープルアナリティクス, 内閣府人間中心AI, ディープラーニング, 石原直子]
type: issue_card
特集の位置づけ
「人事のAI原則」の策定を呼びかける号。編集長=石原直子。2019年時点で人事AI活用はまだ夜明け前だが、"ルールを早期に議論すべき"という問題意識。w_182(AI時代、2024-02)の4年前の先駆。内閣府・人工知能学会・ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会の原則を踏まえ、暫定版『人事のAI原則』を提示する。
中心的主張
- 今こそ議論を始めるべきとき — AI活用夜明け前だからこそ
- 個人の尊重(日本国憲法)をAI活用時にも
- AIによる"バーチャル・スラム化" — スコアリングリスク
- 機械とともにあるからこそ人間同士の対話を重視すべし(石原まとめ)
- 人事のAI原則(草案) — 7論点の暫定版を発表
主要記事
AIとは(pp.6-11)
- ディープラーニングのその先、技術のホワイトボックス化
- 自律性・汎用性を持つAI、ルールの重要性
- AIが人事の"Guess Work"にエビデンスを
- Column XAIの進化でブラックボックス問題は解決するか
AI活用のリスク(pp.12-19)
- 個人の尊重(日本国憲法)
- AIスコアリングが引き起こす"バーチャル・スラム化"
- 責任の所在、不審者特定等の事業現場のリスク
国内外の原則策定(pp.20-25)
- 内閣府 人間中心のAI社会原則
- 人工知能学会 倫理指針: 研究者・開発者の職業倫理
- ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会 ガイドライン
人事のAI原則(草案)(pp.26-33)
7論点:
- この原則の目的・誰に向けたものか
- 人事にとって「個人を尊重する」とは
- 人事に求められるAIリテラシー
- 本人同意なら何でもいいのか
- 透明性とアカウンタビリティ
- 人がどれだけ関与するか
- データ最小化への取り組み
人事のAI原則(暫定版)発表(p.34)
まとめ(石原直子編集長)(p.38)
「機械とともにあるからこそ人間同士の対話を重視すべし」
連載
- Macro Scope: CO2だけでない温暖化物質
- 極限のリーダーシップ — 弁護士 久保豊年氏
- AIのお手並み拝見: オリジナリティ
- 人事は映画が教えてくれる — 『アウトブレイク』(コモングッド)
- 統計が物申す: 理想=仲間と楽しく働ける
- 人事、仏に学ぶ: 退屈させず追い詰めず
- 成功の本質: 佛子園
他号との関係
- w_182(2024-02)AI時代が本号の4年後の発展形
- w_187組織不正: AIのブラックボックスとインテグリティ
- w_192朱喜哲「ナラティブ」「エシックス」: 本号「対話重視」の源流
- w_194みずほFG AIキャリアアドバイザー: 本号原則の実装例
- w_195大村弁護士: AIと人権の接点
一行サマリ
2019年時点でAI活用夜明け前の人事に、「原則を早期議論すべき」と呼びかけた石原編集長期の先駆的な号。内閣府・人工知能学会・ピープルアナリティクス協会の原則を踏まえ、"バーチャル・スラム化"リスクや7論点の草案を発表。w_182AI特集の4年前の先駆。