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issue: 177
title: 労働力はどれだけ足りなくなる? 未来予測(構造要約)
date: 2023-04
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type: issue_summary
労働力不足社会シリーズ第1弾(開幕号)。シリーズ全体の理論的起点。
はじめに(編集長序文, p.5)
- 2022年11月帝国データバンク: 2023年懸念材料の1位に人手不足、4社に1社
- 人手不足を感じる企業は正社員51.7%、非正社員31.0%(2019年最高水準に迫る)
- 出生数が社人研2017年中位推計より10年以上前倒しで80万人割れ
- シリーズ5号連続予告
- 「誰も責任を負わないなら皆の責任です」(『2人のローマ教皇』引用)
Section 1 「労働力不足社会」のリアルを描き出す(pp.6-17)
2040年1100万人不足グラフ(pp.6-7)
- 2022: -12.8万人
- 2030: -389.1万人
- 2040: -1100.4万人
- 団塊ジュニア世代が65歳になるタイミング
Issue 1 人口減少の真の課題(p.8)
Issue 2 労働力不足はなぜ起こるか(p.10)
Issue 3 どこが不足するか(p.12)
Column エイジダイバーシティ(p.15)
- 人手不足だけでなくエイジダイバーシティに着目せよ
- 世代多様性の視点
Issue 4 企業の課題(p.16)
Section 2 既に起こっている企業への影響(pp.18-29)
求人市場の逼迫(p.18)
倒産と休廃業(p.21)
経済低迷(p.22)
- 労働力不足による商品・サービスの供給制約
- 人手不足不況の予兆
外国人まかせの現場(p.24)
- 日本で進む「外国人まかせ」
- 技能実習・特定技能の実態
高度外国人材のミスマッチ(p.26)
- 出身国の多様化で言語の壁が深刻化
- 従来の英語・中国語対応では不十分
917万人という潜在労働力(p.28)
- パート女性の「年収の壁」解消が労働力不足の突破口に
- 103万円・130万円・150万円の壁
Section 3 企業はどう向き合うか(pp.30-37)
PALTAC(p.30)「人財確保にウルトラCはない、人への投資で生産性を」
カインズ(p.32)「人にしかできない仕事こそ人に、自律性と想像力」
富士通(pp.34-35)「スキルを磨けば望むキャリア、人事制度改革で人材呼び込み」
- ジョブ型改革による人材誘引力
- w_191富士通事例の前身
人手不足のリスク(p.36)
まとめ 浜田敬子編集長「日本が永遠に『失われた』かつての先進国にならないために」(p.38)
連載
- ローカルから始まる Next Commons Lab 林篤志氏
- 人事のアカデミア第19講: その日暮らしの人類学
- Global View: From USA(大退職・静かな退職の次), Nordic(デンマーク国際競争力1位、官僚も帰宅4時台), Singapore(CQ=Cultural Quotient), Work Tech World(HRテックからWorkテックへ)
- 人事は映画が教えてくれる: 『2人のローマ教皇』(ディスカッションと対話の違い)
- 著者と読み直す: 『「能力」の生きづらさをほぐす』
読解メモ
- 2040年1100万人不足は本ナレッジベースの最重要数値の1つ、w_192予測1、w_178まとめ等で繰り返し引用
- 団塊ジュニア65歳問題は人口動態の象徴的な時点
- 917万人年収の壁は w_190女性リーダー、w_184人権、w_178 Issue 2にも関連
- 本号のPALTAC/カインズ/富士通は後続号でより大きく取り上げられる(特に富士通)
- 「誰も責任を負わないなら皆の責任です」は本ナレッジベース屈指の強いフレーズ、編集長の問題意識の表明
- 本号(vol.1)から w_181(vol.5)までの5号連続企画は、浜田編集長期の代表作
- 労働力不足社会シリーズは、後の w_192創刊30周年Vol.2「次の10年」予測の源流