issue: 193 title: 採用のジレンマ(構造要約) date: 2025-12 source: raw/w_193.txt card: ../issues/w_193.md type: issue_summary

特集はSection 1(10年変化の診断)→ Section 2(採用バリューチェーン+7社+4専門家)→ Section 3(採用の未来3論点)→ まとめの4層構造。採用を「入り口の手続き」ではなく「入社前から出口後まで、社員ライフサイクル全体を含む営み」として再定義する編集意図。

はじめに(編集長序文, pp.4-5)


Section 1 採用市場10年の変化(pp.6-11)

① 労働市場: 坂本貴志(リクルートワークス研 研究員/アナリスト)

② 求人市場: 津田郁・藤井薫(インディードリクルートパートナーズ)

③ エグゼクティブサーチ市場: 古田直裕(縄文アソシエイツ社長)

④ 採用勝者: Closed型→Open型組織(津田・藤井)


Section 2 採用の壁・ジレンマを乗り越える(7社+4専門家)(pp.12-31)

採用バリューチェーンの見取り図(pp.12-13)

6段階のジレンマ: - 募集職種決定: キャリア自律×適材適所、環境変化対応の母集団形成 - 選考・見極め: 能力パフォーマンス×人格、人事主導中長期×現場主導 - オファー・口説き: 採用時高オファー×既存社員報酬バランス - 入社・オンボーディング: 個人のアンラーン×組織のアンラーン、早期離職 - 活躍: 適材適所での人材滞留 - 出口: タレントライフサイクルマネジメントの機能不全

企業事例(5社)

アイリスオーヤマ(紺野聡 人事部長 p.14-15) - 2018年社長交代(大山健太郎→晃弘)でトップダウン→ミドルアップ・ボトムアップへ - 新規事業(ロボティクス/食品/ヘルスケア) + 主力化する家電/LED に対応し、4職種別採用を2025年新設 - データドリブンワークショップ(大学連携、POSデータを提供し分析)、インターカレッジコンテストSカレ参加 - 人事部長を営業畑出身(40歳)が務める人事畑破壊人事

シスメックス(p.16-17, 28-29) - 職種別採用と相互マッチングによる配属 — 新卒者のキャリア意識を高める - アルゴリズムによる配属マッチング — 職種別採用後の具体的アサインをアルゴリズムで実施

オリンパス(p.20-23) - 経営体制と人事チームのグローバル化 — 「世界標準」の人事制度実装 - 市場優位性のある報酬と挑戦・成長環境の明示 - グローバル採用のために人事・採用機能の国境をなくす

旭化成(p.24-27) - 採用部門・組織開発部門・管理職・本人の全員参加オンボーディング - 「アンラーニングセッション」を組み込み、個人と組織双方の学びにつなげる - 採用・人材育成の連携による丁寧なオンボーディング

セールスフォース・ジャパン(p.28-31) - 入り口で職種を意思決定させ、入社後はキャリア形成を支援 - 「社員起点」配置、意思の尊重と同時に成長への努力も求める - 入り口から出口まで社員の活躍と成長を全力で支援

専門家4人


Section 3 採用の来るべき未来(pp.32-39)

①「採用→アトラクション・才要」(黒田真行・藤井薫)(p.32)

② 多毛作化(p.33)

③ 採用の一強多弱(p.33)

④ ユニフォーミズム→マルチフォーミズム(p.33)

⑤ 雇用を創出する人材ビジネス(p.34)

AI対談: 後藤宗明(ジャパン・リスキリング・イニシアチブ)× 鎗水徹(阪大OUDX副室長)(pp.35-37)

TDKの事例: アンドレアス・ケラーCHRO(pp.38-39)


まとめ 佐々木貴子編集長「採用のパラダイムシフト」(pp.40-41)


連載(ダイジェスト)


読解メモ