• データ主導の人材開発・組織開発

AIで個別育成からチームパフォーマンス改善へ

後日談:更なる進化、チャット内での完結へ

(2026/3/20記)本記事を書いた2025年8月から半年以上経った今見れば、本記事の内容も古くなっており、というのも、特定のレポートの型に嵌めることなく、チャットを通じてデータを引き出し、チャット内で自在に可視化しながら、組織運営や人材開発について検討・相談できる仕組みを実装できた。来年の2027年にはそのようなインターフェースが普及しそうだ。(所謂「SaaSの死」が意味するものである。「MCPサーバー」を通じて、社内外のシステムのデータを、自身が日頃使うAIチャット内に取り込む仕組みによる。)


AIで個別育成からチームパフォーマンス改善企画へ

360度評価結果から、個々人の強み/弱みに照らした育成計画を、AIに立てさせることができる。
さらに進んで、個人の強み/弱みの組み合わせに基づくチームパフォーマンス向上計画を立てさせることもできる。

部門ごとにPowerPointレポートを自動生成する仕組み

全社の360度評価データを与えると、あとは部門ごとに次々と、「○○本部_戦略的パフォーマンス向上企画書.pptx」をパワーポイントで吐き出してくれる仕組みを作ることができた。
下に示しているのは架空会社の架空部門のサンプルレポート。データの集計・分析・解釈から総合判断・企画まで自動で、パワーポイント化含めて人手をほとんど加えずに(※)ここまでできる。部門ごとに、部門の特徴を踏まえたレポートが吐き出される。(※改ページを5箇所調整したのみ)

自動化に至るプロセスこそが奥深い ―― AI協働とリスキリング

生成されたレポートの実効性もさることながら、そして自動化それ自体もさることながら、自動化に至るプロセスが奥深い。そこでは、効果的な分析を安定的に出力するために、まずどのような指標を(プログラムで)作成するものとし、それを踏まえてどのようなステップで生成AIが言語的に考察するものとするか、そしてその全体をどのようなプロセスとするか、AIと一緒に試行錯誤しながら再現性あるプロセスとしてまとめ、ドキュメント化し、実行マニュアルとしてAIエージェントに与えることがテーマとなる。AIとの協働とは何か、AI時代のリスキリングとは何か、ということについて考えさせられている。

サンプルレポート(架空会社・架空部門)

スライド1
PlayPause
previous arrow
next arrow